1921年(大正10年)に西大須ビルは誕生しました。当初は郵便局などがテナントとして入り、西洋の要素も多分に持ったモダンな建築物として、西大須を彩ってきました。また、1977年(昭和52年)には、ライブハウスが地下1階に入り、数々の伝説的なライブが催され、様々なバンドがここから旅立っていきました。
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そして、誕生から88年経った2009年、西大須ビルはリノベーションによって生まれ変わります。西大須ビルは、名古屋市内でも歴史あるビルの一つであり、他には無い基本建築デザイン、風貌、空気感を持っています。それを今の形に変化させるのでは無く、今ある古き良き部分を更に引き立たせ、そこに現代の持つ良い“流れ”をうまく調和させ、他には決して出すことの出来ない、古今の空気感を作り出したリノベーションを施していきます。10年後、さらには20年後には、さらに存在感を増し、西大須のランドマークとなるでしょう。
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写真は、1952年(S.27)頃の西大須ビル |
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